【感想】9-nine-はるいろ|「熱血×巨乳」で描くファンタジー

エロゲ感想

本記事では9nineシリーズの三作目「9nine はるいいろはるこいはるのかぜ」に関する攻略・感想・考察・批評を記載します。攻略対象ヒロインは大正義巨乳の先輩、春風(はるか)です。

 

攻略チャート

本作は選択肢がありません。

基本的に一本道なので、気にせずサクサクプレイしましょう。

 

特長

圧倒的なムネアツ展開

一作目、二作目と共にダメダメだった主人公が、徐々に強くなり始めます。

それは精神的にもですし、能力的にも。ダメダメだった過去をしっているからこそ、おもわず「おおっ」となってしまうような場面も。何度殺されても立ち向かう主人公さん、かっけえっす!

▼ 何度でも変えてやる!

 

また、過去作で敵対していたリグ・ヴェータの愉快な仲間が、本当に仲間になります。昨日の敵は今日の仲間ではないですが、争っていたモノ同士が手を取って共通の敵に立ち向かうシーンは胸が熱くなります。

 

シリーズ最強のエロ要素

9nineシリーズはエロシーンにも力が入っています(ニッコリ)

ええ、動くんです。画像が。さらに挿入音まで完備!

そして三作目である今作は、特にエロ要素が強い。

一例をあげると・・・

  • 巨乳
  • パイズリ
  • 授乳プレイ
  • 拘束
  • 目隠し
  • 四つん這い攻め
  • 言葉攻め
  • 放置プレイ
  • スパンキング
  • イマラチオ

ヒ、ヒェーーー!!!

フル勃起です。。。

 

「デスカレー」という名の最強ギャグ

正直に言うと、ギャグセンスは2作目の方が面白いのですが、本作も負けていません。

特に面白かったのは、壊滅的に料理のセンスがないヒロイン・春風が生み出した禍々しい(失礼)料理、デスカレー。

▼ 言い訳できないくらいにマズい

「私には・・・これを生み出してしまった”責任”があるので・・・食べます!」いやいや何のことだよw

カレーだろw

そしてこのカレーをめぐるやり取りが面白い。

 

後半の展開がチョット安っぽい

春風の勇気が出ない
➡がんばれ!
➡頑張れた
➡主人公のおかげです!
➡また勇気でない

このサイクルを何回も繰り返すのが正直ダルい。「またかよ・・・」となってしまいます。

あと、春風が「新海さん(主人公)すごい!」を100回くらい言います。ここまで毎日言われるとちょっと安っぽく聞こえてしまう。すごいと思った根拠もイマイチ分からん・・・・

 

感想・考察

共通ルートは二作目と同じです。

違うのは、リグ・ヴェータに単独接触を試みた空が解放されてから。他のルートでは空が自ら春風と接触したのに対し、本作では主人公が春風と接触をしています。

 

春香ルート①|リグ・ヴェータへの潜入

  • 主人公が春風と接触。リグ・ヴェータのゴーストが魔眼のユーザである確認があり、潜入を行う。
  • 春風に潜入への協力を依頼。恋人のフリをして組織に新規加入する。
  • 上手く潜入に成功。そのままの流れで春風が主人公の家に来る。
  • 春風の妄想が暴走し、主人公とエッチしそうになる。「ドエロかよ」

魔眼のユーザーを探すため、怪しい組織「リグ・ヴェータ」へ潜入する主人公。そこで色々あって既に加入(?)していた春風の協力を得る事に。恋人のフリをして上手く潜入した後、恋人のフリの一環で主人公の家に来る春風。すると・・・・

▼ 妄想が・・・垂れ流しに!

春風の力は「思いを具現化する力」です。男の部屋で、エッチがしたい・・・・という妄想が爆発してムフフな展開に。いやはえーよw

 

春風ルート②|与一・リグヴェータとの対立

  • リグ・ヴェータとファミレスで交流会、親睦を深める。
  • ゴーストが魔眼のユーザである、ゴーストが与一に似ているという「確信」がある主人公。
  • 確信の理由は主人公の能力。未来から記憶を引き継ぐ「オーバーロード」。
  • 与一と接触するも、石化の能力を前に敗れる主人公。リグヴェータとも対立。
  • 与一は他のユーザーを狩り、能力を吸収していた。
  • ゴーストは与一の幻体、連夜は与一の眷属。
  • 沙月の体を借りたイーリスに接触。イーリスから「ソフィは怪しい」と忠告を受ける。

全ての元凶は与一。そしてリグ・ヴェータを陰で操っていたのも与一だという事が判明。主人公は彼の凶行を止めようとするも、逆に返り討ちにあいます。

絶望にくれる主人公と春風の前に現れる神・イーリス。かつてこの地の災厄を救った神は「ソフィに注意するように」と言い残します。まあ怒涛の展開って感じです。物語が非常に大きく動きます。

沙月の体に憑依したイーリス・・・

▼ イーリスだと思って話かけたら「まだ沙月ちゃん」でした(汗

 

春風ルート③|イーリスの暗躍

  • 与一に敗れた主人公を気遣って春風が温泉を提案し休暇
  • 休み明け、沙月からイーリスの件を聞く
  • 再び沙月(イーリス)と会話。アーティファクトの回収を依頼され、肉体とアーティファクトを切り離す霊薬「アンブロシア」を授かる
  • 帰り道、遭遇した連夜を尾行。ソフィが与一と組んで主人公を殺害する予定である事を知る。
  • 与一より先に仕掛ける計画を立てる主人公。仲間と共に、何とかアンブロシアを与一に飲ませるよう画策。
  • 仲間と共に計画を遂行し成功。しかし、イーリスが渡した霊薬はアンブロシアではなく毒薬であり、与一は死ぬ。
  • 現れたイーリスに、仲間が全員殺害されてしまう。
  • ソフィは味方、本当の敵はイーリスだった。
  • 選択肢「過去に遡りイーリスを倒す」が出現

9nineシリーズおなじみの「最初はバッドエンド」です。

しかもこのバッドエンドは結構キツい・・・信じていたイーリス(沙月)に裏切られるという結末です。実はイーリスこそ、世界中に散らばったアーティファクトを自らの野望のために使った張本人。

  • アーティファクトを回収して私的に使う=イーリス
  • アーティファクトを回収して返還・保管する=ソフィ

要は、同じイーリスでも「悪行」をした場合と「善行」をした場合で未来が異なっており、二つの枝分かれした世界が生まれていたのです。

結局主人公は本当の悪を見抜けず、この枝では全滅します。

 

春風ルート④|もう一度・・・やり直すぜ!

  • イーリスからアンブロシアを授かった後に戻る
  • アンブロシアは使わず、イーリスの「世界の目(神社にある神器)」をコッソリ破壊しに行く
  • 仲間全員を集める。念のため与一にもSOSを送る
  • 「世界の目」の破壊に神社に行くも、イーリスに見つかり戦闘
  • 劣勢になるも与一・蓮也が駆けつける
  • 与一が重傷を負う。与一から魔眼・ゴーストの能力を授かる
  • 何度殺されてもイーリスに挑む主人公だが、力の差が大きく勝てない
  • 春風の「思いを具現化」する力を切り札にして勝利する

9nineシリーズ上、屈指のアツい展開。特に与一と共闘できる数少ない道です。

圧倒的劣勢になり、何度もイーリスに殺されながらも、過去に戻る力を駆使して諦めずに挑み続ける主人公の姿には心打たれます。(過去作でゴミだったのがうそのよう)

 

春風ルート⑤|思いが通じて恋人に

  • イーリス戦でボロボロになり動けない主人公の元に、春風が手料理を作りに来てくれる
  • しかし出来上がったのは、おぞましいカレー
  • なぜか春風が勢いで思いを伝えてしまう→一旦保留
  • 主人公と春風がゲーセンデート、昔春風をいじめていた生徒(河本)に会うも、撃退
  • 公園で再度告白し付き合う、そのまま自宅でエッチ

主人公の為にゲロマズカレーを作るという悪行を行うヒロイン(おい)

主人公の妹、天に「どうすれば主人公と良い仲になれるのか・・・」と相談している最中に、つい妄想がエスカレート。

▼妹に何いうとんねん

まあ、なんやかんやありながらもお互いに思いを伝えてハッピーエンド。めでたし、めでたし。

 

春風ルート⑥|男河本、死ぬ

  • 突如暴走した河本が!?アーティファクトに囚われている模様
  • 石化を用いて河本を殺そうとする主人公
  • 与一&イーリスが表れて河本を殺害、2人は消える
  • 河本はイーリスの実験台だった
  • ハッピーエンド

謎に殺される河本。

「え!?この描写いる!?」が正直なところでしたが、実はイーリスが死んでおらず、また与一は危険なヤツという印象を与えるために必要だったのでしょう。必要な死だったのだ、河本。

というわけで、ここで物語はハッピーエンドを迎えたのでした。

 

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